台風14号は西に抜けてくれそうですし、今週はお天気安定しそうですよ。
どうしましょう。
今週末の予定、我が家はまだ決定していないのですが。
この前の雷鳥沢キャンプ場から雄山まで、Pinkの限界ギリギリを攻めたので、今回は少し緩やかな道を歩きたいと思っております。
どこか標高差が小さくて、森林限界以上の山岳地帯の、穏やかで気持ちのよいトレッキングコースないでしょうかね〜。ついでに混まなければ最高!
って、そんな都合の良いお山はないか(笑)
さて、我が家の夏山2014は本編でやっと最終話です。

最終日は下山編。
安全に下山・帰宅して、初めて登山完了ですね。
最後まで気を抜かずに歩きましょう〜
それでは続きへ
これまでのゆっくり登山もどうぞ!
その1:8/12 立山駅から室堂ターミナルはこちら
その2:8/12 室堂平から浄土山、一ノ越、室堂から雷鳥沢キャンプ場はこちら
その3:8/12 雷鳥沢キャンプ場は青空キラキラ〜の巻きはこちら
その4:8/13 神の道から雄山頂上へ、ポレポレ〜はこちら
その5:8/13 雄山山頂から大汝山、富士ノ折立を経て内蔵助山荘への山道はこちら
その6:8/14 内蔵助山荘から別山を経由してキャンプ場への下りはこちら
その7:8/14 ブロガー3家大集合@雷鳥沢キャンプ場の巻きはこちら
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8月15日 朝です。写真は5時半過ぎ。
西の空は青空が少し。富山市街上空は晴れてるのかな。
今日の予定は撤収して下山するだけ。
下山って言っても最初は約100mの登り階段から始まる帰路が少し憂鬱です。
でも行程は1時間の予定ですから、心はゆったりで朝を迎えました。
が、東の空、立山連峰上空は?

ガスガスでございます。
それにキャンプ場でさえ風がすごいことになっています。
今日はこの後荒れてくる予報なので、早めの下山が正解なのですが、まあなんとなかるさ〜って高を括っておりました。

お隣さんは一足先に朝食と撤収を進めておられたようでしたので、撤収の風景を撮っておこうかなーと思っていたのですが、

6時45分頃にはもえここ家のテントはすでになかった〜(笑)
早立ちが基本のお山。
見習わねば。

もえここさんちがご挨拶に来てくださいました。
ありがとう〜^^ またどこかで〜!


7時前、もえここファミリーの出発をsana-papaファミリーと一緒に見送ってから、我が家も撤収を開始しました。

ここの風は強いと聞いていましたが、本当にびゅーびゅーでございます〜

張り綱をしっかり固定していたのはよかったのですが、ペグを抜くのも一苦労。
曲がるは、折れるは、、、、(− −;)我が家の経験上ペグ破損本数最大級の締まった地面でございました。



7時40分過ぎ、今日の山行に出発するsana-papa家をお見送り〜
ガスレポの合間の絶景、期待してますよ!!
風強いですから気をつけて〜!
フライが外れたり、横転しているテントも見かけた強風の雷鳥沢キャンプ場です。
さて、その後やっと我が家も出発します。

家族5人全員でのバックパック山岳キャンプは初回が2011年夏の小梨平、そして今回が2回目で雷鳥沢キャンプ場。
小梨平は山岳っていうには里に近いですから、Pinkも一緒の2000m級テント泊、3000m級登山は今回が初めてな訳です。

3年の間に、Pinkは2歳から5歳に、Blueは小学校3年生から6年生に、Redは小学校5年生から中学校2年生にそれぞれ成長して、3人とも逞しくなってきました。

雨が降ったらレインウェアを着て、風が吹いたら飛ばされないように、寒い日はミッドレイヤーを追加して、危険なときは停滞の判断をして、どんなときも状況判断をしながら安全に進んでいく。

山での体験を実生活にも応用して、逞しく生活する術を身につけてほしい。
そんなことを考えながら帰路につくmorでございました。

さて今日も、出発前にこの標高での各自の脈拍(兄ちゃんの自由研究ネタでございます)を記録して、、、

8時27分に出発〜


久々に重いザックを背負っての登り。
あっという間に脈拍が増えていくのがわかります。
めっちゃしんどいんですけど、夏休みの自由研究「登山と脈拍」のデータとしてはいいんだよね(笑)
坂をあがったら早速脈拍チェックをしなければ〜



Pinkはすれ違う方々からお褒めの声をかけていただき、しんどいながらも嬉しそうに進んでおりました。
子供にとって、親以外の方々からの声援は特別なもの。
大変ありがたいことです。

さあ、雷鳥荘まで上がったよ。脈拍チェックを・・・・ウッ
喉が痛い。目が痛い。ひょえ〜
強風で地獄谷から高濃度の火山ガスが上がってきております。
ここで休憩は危険(笑)
進めー
途中で登山指導員さんがパトロールしながらガス吸引防止のためのノウハウを指導して歩いておられました。
火山ガスは水溶性なので、タオルなどを水に浸して、口に当てて呼吸しましょう〜
なるほど!
教わったようにすると、少し喉の痛みが軽減しました。
目はどうしようもないけどね。


エンマ台でやっと小休憩。現在位置と時間、標高、5人分の脈拍を記録します。

「火山ガス注意!」途中の水場でタオルを洗い、軽く絞って口に当てます。そのための水場なんですね〜

みくりが池温泉
本当はここで少しのんびりしたかったのですが、どんどん風が強くなり、ご覧の通り雨も降り出して、暴風雨+火山ガスの波状攻撃にさらされておりましたので、通過でございます(笑)
風はさらに強くなって、時々私も風下に押される感じ。
Pinkは飛んでいくかも〜って強風。
ロープで確保こそしませんでしたが、私の横を歩かせたのはもえここさんの最終レポと同様でございます。
みくりが池。
真っ白でしたが、でも一応写真スポットですから、押さえておきましょう〜

どんな状況だったかはPinkの表情からお察しください(笑)
もうしばらく進むと、霧の向こうから大きな建物の影が。


9時30分 室堂ターミナルに到着です。
あーすごい風雨だった〜。
でもそのおかげで我が家にしては早歩き。
ほぼコースタイムで戻って来れたじゃん!!
やればできる??
もえここさんちは雨が降り出す前に到着したらしいですね〜。
この点ではやっぱり早い出発が大切でございました。
でも暴風雨の中を歩く経験もこの距離なら楽しかったかも(笑) 最終日だし。
これが初日の行動時間の長い場合だったらと思うと笑えませんが(っていいながら、苦笑)


さらば室堂! 今度はきっとガスの合間からでも間近で剱岳を見せておくれ〜。 またね〜。
我が家の夏が終わろうとしています。
バスの中ではみんな爆睡でした。



ケーブルカーはガラガラです。
ザックも貨車でなく、車両内に持ち込めました。
最前列で進行方向を見下ろすと、すごい角度に笑いがこぼれます。
さて、車に戻って立山IC方向へ。
お蕎が食べたい!富山の海の幸が食べたい!ってリクエストで寄ったお食事どころ。


希望通りの海鮮蕎麦定食でございました。
美味しかった!
帰路の金沢から福井、土砂降りがすごいことになっていましたが、安全運転で通過。
お盆ラッシュで京都大阪方面に入っていく高速道路はすごい渋滞でしたが、舞鶴自動車道のおかげで早い早い。
敦賀→舞鶴→吉川JCT→中国道→佐用JCT→播磨JCT→山陽道ってコースで帰宅完了。
8月16日に日付が変わる前に帰宅して、mor家の夏山2014は終了しました。
Pinkにとっては700mの標高差、大変だったでしょう。
RedとBlueは体力面では余裕のようでしたが、妹を気遣ってお菓子を出してくれたり、背負ってくれたり、なかなか頼もしいところが垣間見えました。
日頃も、登山キャンプ中だって平常時は兄弟喧嘩沢山。
でもいざというときには助け合うことができる兄弟妹になってほしいな。
まだまだ安心できない親心ですが、これからも口を出し出し見守って参ります。
今度5人で山歩きできるのはいつになるかな。
我が家の長ーいレポにおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
完
平成26年9月9日
最終日(15日)の行程

雷鳥沢キャンプ場8:27−8:53雷鳥荘8:53−9:17みくりが池温泉9:17−9:30室堂ターミナル

出発時刻/高度: 08:27 / 2282m
到着時刻/高度: 09:30 / 2433m
合計時間: 1時間3分
合計距離: 1.77km
最高点の標高: 2438m
最低点の標高: 2276m
累積標高(上り): 178m
累積標高(下り): 28m
8月12日~15日


出発時刻/高度: 07:52 / 2450m
到着時刻/高度: 09:30 / 2433m
合計時間: 73時間38分 (休憩・停滞・宿泊含む)
合計距離: 18.74km
最高点の標高: 3003m
最低点の標高: 2267m
累積標高(上り): 1620m
累積標高(下り): 1624m
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